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小論対策について

 大学受験の傾向として、推薦入試やA・O入試は勿論のこと、一般入試の2次試験で小論を科す大学が文系・理系問わず存在しています。そのことから、文章を書くことが苦手な受験生はそれだけで志望大学の選択肢を狭めてしまうようなケースが実際にあるのです。受験する大学の選択肢を狭めないためにも小論は立派な受験科目として鍛えるべきなのだと考えます。

 小論で主に求められる事柄は、国語力、論理性、オリジナリティの三つの事柄です。国語力に関してはルールを守り、文章語で書くことが求められます。そして、作文との違いが求められるのが論理性です。=や∩そして∪に気を付けることは勿論重要であり、さらに時系列等にも配慮が必要です。オリジナリティの源泉は問題に対する理解力や知識等に依存するものです。一番重要であることは、何を問われているのかの認識力であり、どんなに良い文章で論理的であったとしても、問われていない事柄を述べていては答えにはならないのです。

 文章を書くにあたり意識すべき事柄として重要なことは、書いた文章を誰が読むのかを考えて書くことです。このことは文章を書くときのテクニックといっても良い事柄です。受験小論において読み手とは、ほとんどの場合その大学の教授であり、勿論採点者であるのです。大学教授はその小論の内容のプロであり、内容的にもそれなりのレベルが必要となることは当たり前であり、できることであれば高校生レベルを超える内容が必要になるのです。さらにたいていの場合、採点者は老眼です。読み手に気持よく読んで頂けるためにも成るべくなら濃い鉛筆で大きなはっきりした字で書くべきです。これもまたテクニックのひとつなのです。

 小論力を向上させるには実は多くの時間が必要となります。違った出題形式で数多く書きあげ、その文章をお題に見合った先生などに読んでいただき、批評していただくことが重要なのです。国語の先生だけに見ていただくのでは内容的な批評が得られない場合があるからです。書き直しを繰り返すことも重要となり、そのためにも早い段階で勉強を始める必要が生じるのです。是非夏休み前には小論の勉強も始めていただきたいと考えます。

 

 

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